Friday, February 27, 2009

最近のあれこれ 改め BGM紹介 2

今思いましたが、ブログって最近のあれこれを書き綴るもので
それをタイトルにしているのはいかがなものかと思ったので変えました。


再び、最近よくかけている音楽のご紹介、
またかと思わずしばらくお付き合いください。




2回目はDjango reinhardtのDjangology






第二次世界大戦前後に活躍し、ジプシースイングというジャンルを確立したギタリストです。



私は彼の相方としても有名なStéphane Grappelliが大好きで
彼と出会い、もう一曲目のギターのフレーズで思わずキャッて言いました(笑)
それくらい一瞬にしてやられました。


ジャンゴは18歳火事が原因で左手の薬指と小指が不自由になってしまいます。
でも彼は1年半かけてリハビリをし、彼にしか出来ない奏法を生み出すんです。


その後、第2次世界大戦前、アメリカではスイング・ジャズが大流行しました。
ルイ・アームストロング、ベニー・カーターなどスイング時代の大御所と呼ばれるミュージシャンと共演、
そのころ、共演したいミュージシャンには必ずジャンゴの名前が挙がるほどだったそうです。


1940年代、音楽の流れはスイングからビバップの時代へ、
ジャンゴのスタイルはオールド・ハットと言われてしまいます。
しかし、彼はエレクトロニックギターを取り入れたり、ビバップへの挑戦を試み続け、
フランスで若いミュージシャンたちとセッションし続けます。

そして亡くなる3ヶ月前ビバップを築き上げた功労者とも言えるディジーガレスピーと共演し、
43歳という若さでこの世を去りました。


亡くなられた後もたくさんのミュージシャンに影響を与えたのは言うまでもありません。
ギター弾きの恋という映画にも尊敬するギタリストとして出てきます。




来年は生誕100周年!
彼の生まれたベルギーではDjango Reinhardt Jazz Festivalというのもあるそう!!
行ってみたいー!!!!!!!



全然関係ないですが、実は私誕生日同じなんです。
全然関係ないですが、ジャイアント馬場も一緒なんです。
この日に生まれた人は相当わがままらしいです。
あははーはははー。

Wednesday, February 25, 2009

最近のあれこれ

最近、当店には音楽好きな人たちが集まってくださるようになりました。
なんだか嬉しい、ただ単純に嬉しくて、ついつい店の音楽にも凝りだすと、
もう止まらなくなるんだろうなぁ。
一時期懲りすぎて、日本に帰りたい症候群に駆られ、
変え様がない今の状況に泣き崩れた夜もあります。
それくらいシェムリアップの音楽事情はよくありませんでした。
でも今ではそれもよし、むしろ最近の音楽シーンを知るよりも、変わらない音楽を好むようになりました。


そして当店で最近かけている音楽は70年代、80年代のアルバムが多いです。
いいですね、変わらない音楽、愛され続ける音楽、やっぱりいいです。



そこで先日お客様に聞かれたアルバム、
幸か不幸か忙しくてお答えする時間もないのでここで少しご紹介。

Crosby, Stills, Nash & youngのDeja Vu



最近ライブ版も出たとかで、日本でも少し話題になったのでしょうか。


ご存知の方はもう説明も不要かと思いますが、

The ByrdsのDavid Crosby,
Buffalo SpringfieldのStephen Stills,
The Holliesの Graham Nash,
すべて1960年代に活躍したバンドのメンバーがまずcrosby, stills & nashというバンドを結成し、
後にNeil Youngが加わりCrosby, Stills, Nash & youngとなりました。


このバンド、何が素晴らしいってコーラスワーク。
私が初めてNeil Youngを聴いたとき、女の人だと勘違いしたんですが(笑)
4人とも本当に男ですか?と疑いたくなるステキな声ででして、また素晴らしいハーモニーなんです。



もう少し突っ込んだ話をしましょう。
彼らがそれぞれのバンドで活動していた60年代、
アメリカではヒッピーが生まれ、ヨーロッパではR&Bが上陸、
レゲエやスカがジャマイカで生まれ、ビートルズも最盛期、
世界中で新しい芸術が盛んだったんだと思います。

しかしCSN&Yが活動した1970年前後はヒッピー文化も崩壊し始め、ビートルズが解散、
ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンといった
時代を象徴したスター達が相次いで死亡、
いわゆる「ロックの幸福な季節」が終わりを迎えつつあった時期だったと思われます。



その時期のイメージと強く結びついるCSN&Y、
特にアメリカのヒッピー世代のノスタルジーを刺激する存在となっていますが、
このことで彼らが遺した音楽の価値が朽ちる事はなく、
美しいハーモニーの調和と、バンド名にも表れているいい意味でのバンドという組織に囚われない
あくまでもメンバー各々の個性を寄り合うものであり、
だからこそ緊張関係が保たれたCSN&Yの本来的な意味でのプログレッシヴなアメリカン・ロックというスタイルは
永遠に受け継がれています。

EaglesやLed Zeppelinなど多くのロックスターに影響を与え続けているんです。
そしてまだまだ現役であり続けるロックスター、
今後も素晴らしいハーモニーを聴かせて欲しいなぁと思います。

Friday, February 20, 2009

ブルース・リー(息子)来カン中

あー、卵なくなったから買いに行こー、
ついでに、あれと、あれと、、、
とランチ営業終了後、のんびり市場で買い物をしようとしてた矢先!!
突如現れたブルース・リーの息子。
そもそもブルース・リーに息子はいるのか?ということはさておき、
(ちなみにいらっしゃるみたいです。)
何を買うかも忘れてしまいそうになった、3時前のオールドマーケット前の様子です。




彼が手にしているのは、ナイフです。
えぇ、この周りに刺さっているの、全てナイフです。



そして、、、






と、、、とんだ!!!!!!











カンボジア人、目が点です。
拍手すら起こりません(笑)
このあたりカンボジア人らしいですねー。
こういう素なリアクションが結構ツボな私、
カンボジア人見てるほうが個人的にはウケました。


市場のおばちゃん曰く、
この場所でやるのは初めてだったそうで、
いろんなところで転々としながらやっているとのこと。
ちなみに昨日だったか朝10時ごろシヴァタ通りでも見かけました。



ぜひ見かけた際は盛大な拍手でもってお願いします。

ついでに
カンボジアで売ってるナイフは切れにくいから大丈夫という突っ込みはナシでお願いします。

Friday, February 13, 2009

スペシャル・スペシャル

カンボジアに来てから3年がたとうとしている女店長です。

3年前は、女の子が男の子と一緒にバイクでどこか出かけようもんなら、
結婚するか、ふしだらな女の子のレッテルを貼られていました。
もちろん、バイクの後ろにまたがって乗るなんて、もってのほか。
女の子は横のりが基本でした。
ところが今では、普通にまたがって乗る子も多く見るようになりました。


付き合ったら結婚するのはもちろんのこと、
でもどんなに好きな人でも
占い師に結婚するとよくないと言われると、結婚できなかったり、
他にも家族の問題などなど、簡単に恋人同士になることすら難しいように思っていました。


ところがところが、
最近、若い女の子の会話の中にちょくちょく出てくる単語、


スペシャル



なんと実はこれ、彼氏という意味で使われているんですねー。


ちなみにカンボジア語で恋人のことは「ソンサー」というのですが、


ソンサー=結婚

という固いイメージより、


スペシャル=付き合ってるけど結婚とかそういうのじゃない(もちろん遊びでもない)


多分そういう感じなのでしょう。



カンボジアも少しずつ恋愛に対してのシャイな部分がなくなってきた気がします。
クリスマスよりもバレンタインのほうがソワソワしています。
グルマザの隣の店はもうすでにバラの花束売ってます。


明日のバレンタインデー、スペシャルな日になりますように!!