Thursday, November 10, 2011

インタビュー

関西人のくせに、話がおもしろくない・オチがない・キレがない・噛みすぎる、、、 
そんな私がインタビューを受けました。 

もちろんインタビューでも噛みまくりでしたが(苦笑) 
今朝、載せてもらったホームページをまじまじ見つめ、 
自分のカンボジアでの生活を振り返ることができました。 

このホームページ作ってる女の子は、なんと現役大学生。 
海外で就職したいけれど、どういう風な仕事があるのか、また実際海外で仕事するってどういうことなのか・・・?と迷いに迷って一年休学して世界一周をしたそうです。 

そんな彼女らしいアイデアが満載のこのホームページ。 
私以外にも海外で一生懸命がんばっている女性のインタビューがたくさん載っています。 
インタビューをしている、という感じではなく、ただお話している感じだったので、 
私もかなり素がでていて、というか出すぎて、 
最終チェックをお願いします、といわれた原稿にはたくさんの 大阪弁 が・・・ 
ま、でもそのほうが私らしくていいか、と思い、彼女が書き上げてくれた記事をそのまま使ってもらっています。 

紛れもない、等身大です。 
http://www.nadeshiko-voice.com/2011/11/aya-urada/ 
ぜひご一読ください。 

Wednesday, July 27, 2011

パスタ

でした。今日の晩ご飯。 


・・・。 



さて、9月に日本に一時帰国することになった私、 
ふふふ、おかげさまで忙しい中、今や年に2回もなかなか帰れません。 
ところが、今回は長々と2週間!!!!!!帰国しますよー。 


なぜかというと、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、 


お兄ちゃんの結婚式なのですー(感涙) 



お兄ちゃんとは、あんまり喧嘩した覚えがなく、 
どちらかというと、二人共干渉しないタイプなので、冷めてるといえば冷めた関係ではありましたが、 

私はピアノ、お兄ちゃんはボーイスカウト、と小さいころから今でもずーっと続けているものがあったり、 
10年弱お世話になってる美容師さんが一緒やったり、(その縁あってか、お兄ちゃんはピンク、私は金髪なんて時があった・苦笑) 
共通点があるような、ないような。 
ちっちゃい思い出は色々あるけどなぁ。 


お兄ちゃんからしたら、またいろんな思い出があるんでしょうけどね。 

結婚せえへんと言いつづけてたので、突然の事でビックリしましたが、 

お嫁さんと初めて会った後、お母さんに「彩のお姉さんになるひとやから」と言われたとき、 
二人には絶対幸せになってほしい、と本当に心の底から思いました。 


友達から結婚する、という時のうれしさとはまた違ったんですね、 
なんやろう、大事な人がもう一人増える感じ。これはかなりグッときます。 
まぁ、うちのめちゃ仲いい子らは、まだあんまり結婚してへんからそう思うのかな。 
(みんな早く結婚しーやー!!!!) 



さて、もう今でも涙が出そうなくらいうれしい結婚式に呼ばれたのですが、 
ピアノの生演奏のリクエストがきました。 
お嫁さんのご家族・親戚、またお友達にピアノのめっちゃうまい人がいない事を祈ります(笑) 
何度も結婚式での演奏をしてきましたが、お兄ちゃんの結婚式って身近すぎて困ります。 






何弾いたらいいんや?? 





こういう場合、お二人からリクエストがあるか、事前に聞いたりして、どちらかの好みに合わせます。 


が、 
お兄ちゃんの好きな曲はビジュアル系ロックです。 


結婚式で弾かれへんがな!! 



そこで、お嫁さんに聞いてみました。 


「みんなで参加できる音楽って事でなんか全員で歌えたら楽しいかなと。みんな知ってる曲で思わず歌いたくなっちゃうような!イメージでいうと 天使にラブソングを のOH HAPPY DAYSのような。」 




えええええええええええええええええええええええ!!!!!!!! 
お客さん、そんなん歌える??ハードル高っっ!!!!!!笑 





で、私も最近の曲には疎いので、ネットで調べました。 


・ ハッピーサマーウェディング モーニング娘。 
ちょっと古くないか?ってかみんなでどこ歌うんや。フアフアってとこ? 


・ マツケンサンバII (踊ろう!)  松平健 
数名着物着てはるから衣装はばっちりやな。って無理!!!振り付けの練習いつすんねん。 


・ サライ  谷村新司・加山雄三 
確かにみんな歌えるけど。新郎新婦黄色いTシャツ着なあかんやん。 


・ リンダリンダ(新婦の名前で)  ブルーハーツ 
新婦の名前は二文字なので、非常に残念。って誰がやんねん! 


・ One Night Carnival (間奏は変えよう)  氣志團 
間奏の前に「One Night Carnival」って言われたお嫁さんのご家族怒らへんか? 




というわけで、ネット意味無し!!!!!!



最終的に、木村カエラの「バタフライ」とお姉さんからのリクエストである「Oh Happy Day!」を演奏することに。
「バタフライ」はお母さんと連弾。緊張するなー。



Thursday, June 16, 2011

初めてづくし

今週の初めてー 


1、入院 
2、インターナショナルスクール 



さてさて、まずは1! 
えー、先週入院しました!!!!!!!!! 
カンボジアに来て早5年がたったある日の昼下がり、、、それは突然やってくるものです。 

遅めのランチを、とあるカフェで食べました。 
注文したものは、サラダ。 
生野菜たっぷり!! 

途中でお腹がいっぱいになり、最後まで食べられへんわーと言って完食できず、 
次のレッスンのため、生徒さんのうちへ行って、自宅へ帰ってきた途端、 


・・・変な寒気 


風邪かな?でも雨に濡れてないし、なんでやろう。 


しばし、ベッドに横になろうと思ったら、シーツがひんやり感じる。。。 


・・・熱、ある。 


次の日、入院。 



翌日退院したものの、総額驚きの 


1、002ドル!!!! 


皆さん、海外旅行保険は、必ず入りましょう。 

あ、おかげさまでもう元気ですー。 



そして、2、 
今日インターナショナルスクールの終業式がありました。 
数か月前から縁あって音楽の授業のみ引き受けることになったのですが、、、 


そこは、インターナショナルスクールといえども、やはりカンボジア。 

ほんっとに、いろんな生徒がいます。 

カンボジア人・オーストラリア人・韓国人・中国人・アメリカ人・フランス人・・・ 
(残念ながら今のところ日本人はいません) 

ハーフ、養子、片親、孤児、、 


某5つ星ホテルに住むGMの子、 
ごくごく普通の家庭の子、 
学校から支援を受けてくる子、 
ご両親の仕事の都合で、英語がまったく話せないのに、他国から来て次の日にポンと入れられてしまう子、 
お金が十分にないので、4人姉妹中一人だけインターの学校に通ってる子がいて、親からのプレッシャーに勝てず、授業中泣き出してしまう子・・ 



全生徒数、50人強の小さな小学校ですが、 
生まれてきた環境は様々、でもみんな同じ生徒です。 



もちろん全授業は英語で行います。 
いやーこれは新しい発見がたくさんありました。 
まず、彼らはブリティッシュカリキュラムにそって勉強するので、 
ドレミではなくCDEで教えなくてはいけません。 
今までソルフェージュはドレミで歌っていたので、私自身慣れるのに時間がかかりました。 
他にも4分音符にクロチェットという全く違う名前があることも初めて知りました。 


fluteとfruitの撥音の間違いを指摘されたり(苦笑) 
everyoneとeverybodyのニュアンスの違いがわかったり、私の英語力もほんの少しアップし、とても勉強になりました。 


笑いあり涙ありの楽しい3ヶ月でしたが、今日終業式と卒業式が執り行われました。 



彼らは幸運な事に、支援物資としてたくさんの楽器が学校にあるので、今日それを使って4曲演奏しました。 


卒業生でもある6年生の5人一人一人に、 
はじめの挨拶と曲の簡単な説明を考えてくることを最後の宿題にし、 
本番でさせると、結構みんなのびのび話していたのですが、 
実は初めてだったらしく、親も他の先生方もびっくりしていました。 
日本では小学校6年生ともなると、自分でやったんちゃうかったかな? 


肝心の曲ですが、私もスネアドラムで参加し、なんとか4曲演奏を終えることができました。 

そして、割れんばかりの拍手を頂きました。 
生徒も満遍の笑顔!!嬉しかったんでしょうねー。 



中には、またご両親の仕事の都合で、自分の国へ帰ってしまう子もいて、泣く生徒もいれば、のほほーんとしている子、ひたすら走り回っている子、 
・・・やはりそこもインターナショナルならではの濃さがでました。 


いやー、子供にもいろんなドラマがあります。 
小さいことでも子供には子供の世界があるんだなぁと改めて実感。 
そして、やっぱり子供は耳がいい!!!! 
うっすら絶対音感ついた子、数名います。 


彼らがこの先続けていって、練習いややなぁと思ったら、 
今日の拍手を思い出して、一踏ん張りしてほしいなぁと思います。 

そして、私ももっといろんな事を勉強しつづけないとと思います。 

Wednesday, April 13, 2011

25年前

25年前の春、私はとある門を母と叩きました。 
それはヤマ◯音楽教室、、そこでとある先生に会うことになります。 
S先生とでもしましょう。 
細身の綺麗な先生でした。そこから私のピアノ人生は始まります。 

私はその後、何も迷わず、毎週土曜日ピアノ教室に通いました。 
グループレッスンで、お友達と一緒にレッスンをしていました。 

いつ頃だったか、、そう、あれはきっと小学校5年生くらいだったかと思います。 
グループレッスンの友達が、個人ピアノレッスンもしているということで、 
私もやりだしたんですねー。 
そこからが・・・言葉は汚いですが、地獄でした(笑) 

とにかく先生が急に怖くなった!! 
小学校3年生くらいから、練習していかなかったら怒られる、という認識が出来始めていましたが、 
個人レッスンは、とにかく怖い、という印象しかありません。むしろ半分いやいやでした。 

・音が違ったら、叩かれる(げんこつあり) 
・暗譜していなかったら、楽譜を投げる 
・連弾で間違えると椅子からおとされる 
・楽譜に書いてあることを言わせるな。が口癖 


いやー、、、こうして読むと地獄ですね。 
呪いの魔法とか、本気で考えてたこともありました(あはは、、病んでる!!!) 
辞めたいというのさえ怖かった私はそれを言うこともできず、 
中学受験のときも休まずにピアノを続けることになりました。 



その後、中学の吹奏楽部でトロンボーンをやりだし、エレクトーンに手を染め出したころから、 
クラシック以外のジャンルに興味を持ち、高校卒業後はエレクトーンの世界へ。 


ですが、そこはヤマ◯あってのエレクトーン。世間は狭いんです。 
学校で、たまたまS先生にすれ違い、普通に話をしていたら、 
他の先生に会って、「どうして知ってるの?」と聞かれ、「四歳から習ってました。」と言ったら、他の先生が仰天したということもありました。 

あと、指導法ゼミの授業中に、参考ビデオの中で、先生役で出てきたこともありました。 
あれはほんまにビックリしました。 
卒業後、指導法の講座を受けたら、先生が講師というのが数回あって、お互い気まずくなったこと何度かあります。 


前置きが長くなりましたが、 
それから25年、そのS先生がシェムリアップへ来たんです!!!!!!!!!!!!!! 
数か月前からメールのやりとりをして、いざその日が!! 


今週の月曜日、電話をとると、聞き覚えのあるきれいな声がしました。 
先生です。 

・・・・来た。 

冷や汗です。 


もうね、ほんまこんな感じです。 

ですが、もうそこは逃げられません。その日のよる、先生のホテルに伺い、会うことになりました。 


お部屋に伺い、久しぶりの再開に浸る間もなく、先生はお勧めの教材を見せて、わかりやすく、きちんと説明してくれました。 
ヤマ◯っ子にはお馴染みのピアノスタディ、、新しくなって、とってもかわいくなりました。 
挿絵もそれぞれの曲にあわせてイラストレーターを変えたというこだわりよう、 
子供たちが色々想像してピアノを弾くのが目に浮かびます。 
言葉の壁はあるけれど、カンボジアの子供たちもとっても喜びそうな本です。 

こっちに来て、いろんな国の幼児ピアノ教本を見てきましたが、これほど充実していて、子供が喜ぶ本に未だに出会ったことがありません。 
質が違います。回し者ではないけれど、改めてヤマ◯ってすごいなぁと思います。 

タイでのヤマ◯音楽教室開講の際にも研修で、教えていた経験もあるS先生は、 
こっちでの音楽普及にも興味があって、逆に色々質問されました。 

3夜続けて先生とお話しましたが、やはり先生の生徒でよかったなぁと思いました。 



最後のよる、先生にカンボジアどうでしたか??と聞くと、 

「来てよかったー!!!!影絵ショーのスバエクは素人!って思わず言っちゃったけど」 

と最後の最後に笑顔で毒を吐くのを忘れないところはS先生節健在で、ちょっと血の気がひきました(笑) 

さてさて、明日はカンボジアのお正月。 
私はカンボジアに移り住み、ついに6年めに突入しましたー。 
次のステップへ向け、S先生の様な時には怖い先生となり、これからも頑張ります!!!!!!!!!