Thursday, June 12, 2014

遺跡ではないんです。

最近、会ったことのない方から、「カンボジアに行くんですけど、会えませんか?」という連絡をとても頻繁に頂く様になりました。
怖い思いをしたくないので、やんわりと申し上げますと、
残念ながら、私は遺跡ではありませんので、いつもどこかに存在しているわけではありません。
見ず知らずの方にお会いするのは、私にとって結構勇気が要りますし、はっきり言って怖いです。
一応、年頃の女ですし、まだ嫁入り前だし(笑)のこのこ会いに行くなんて、私はできません。

何人の方が、MILOを見てくださっているかわかりませんが、
MILOがすごいのは、MILOにたくさんの人がいて関わってくださっているからで、
私がすごいわけでは決してないんです。私一人でMILOをやっていたら、間違いなくとっくに終わってます。

今でこそ、「独立」「セカシュウ」という言葉が流行ってますけど、
私は、そんな言葉がない時代に飲食店やって、失敗してるんですよ、それでもまだ懲りずにいるだけなんです。

だから、会うような価値はあまりないと思いますし、
会いたい人とは、会えるようになっているから、無理やりにでも会う必要はないんです。
それに、MILOは定期的ではないけれど、ライブもしていますので、ぜひそちらをチェックしてください。


でも、本当のことを言うと、会って話してて「あぁなんだ、大したことないな」と思われるのが嫌なんです。あぁぁぁぁ言っちゃった!(笑)私ちっちゃいなー!
せっかくのカンボジア旅行、私で時間をつぶさずに、もっとここでしか見られないものを見て、聞いて、感じてくださいね。縁があればどこかで会えますよ、絶対に。

発表会

私は4歳のときからずっとピアノの先生になりたいという夢がありました。
今、こうして日本以外の国で、日本人以外の子供たちに囲まれ、ピアノを教えていられるなんて、本当に幸せだなあと思います。

 先日、シェムリアップで4回目となるピアノの発表会をしました。
今年は4歳から33歳まで合計27人の生徒が出演、1時間生徒たちの緊張がこっちにまで伝わり、心臓が張り裂けそうでした。みんな、感動をありがとう!!
最後は毎年恒例の講師演奏。今年はzarusovaのれなさんと一緒に、子供たちが大好きな「Let it go」を演奏しました。
生徒のお母さんにビデオを頂いたので、調子に乗ってアップします。
イントロで子供たちの「わぁぁぁ!!!」という声や、数人のエルサが会場にいるのかと思うくらい歌い上げている子供たちの歌声が聞こえて思わず笑っちゃってます。
 発表会の次の週に生徒からたくさんのお手紙をもらい、涙もろい私はレッスンどころではなくなってしまいました(笑)

随分厳しいことを言っていると思うけど、音楽をこんなに好きになってくれてありがとう。
ピアノをこんなに楽しんでくれてありがとう。

私の夢をかなえてくれた生徒たちに心から、本当にありがとう。

これからも子供たちがもっと音楽を楽しめるよう、私も、もっともっと音楽人生を楽しもう。