Thursday, June 16, 2011

初めてづくし

今週の初めてー 


1、入院 
2、インターナショナルスクール 



さてさて、まずは1! 
えー、先週入院しました!!!!!!!!! 
カンボジアに来て早5年がたったある日の昼下がり、、、それは突然やってくるものです。 

遅めのランチを、とあるカフェで食べました。 
注文したものは、サラダ。 
生野菜たっぷり!! 

途中でお腹がいっぱいになり、最後まで食べられへんわーと言って完食できず、 
次のレッスンのため、生徒さんのうちへ行って、自宅へ帰ってきた途端、 


・・・変な寒気 


風邪かな?でも雨に濡れてないし、なんでやろう。 


しばし、ベッドに横になろうと思ったら、シーツがひんやり感じる。。。 


・・・熱、ある。 


次の日、入院。 



翌日退院したものの、総額驚きの 


1、002ドル!!!! 


皆さん、海外旅行保険は、必ず入りましょう。 

あ、おかげさまでもう元気ですー。 



そして、2、 
今日インターナショナルスクールの終業式がありました。 
数か月前から縁あって音楽の授業のみ引き受けることになったのですが、、、 


そこは、インターナショナルスクールといえども、やはりカンボジア。 

ほんっとに、いろんな生徒がいます。 

カンボジア人・オーストラリア人・韓国人・中国人・アメリカ人・フランス人・・・ 
(残念ながら今のところ日本人はいません) 

ハーフ、養子、片親、孤児、、 


某5つ星ホテルに住むGMの子、 
ごくごく普通の家庭の子、 
学校から支援を受けてくる子、 
ご両親の仕事の都合で、英語がまったく話せないのに、他国から来て次の日にポンと入れられてしまう子、 
お金が十分にないので、4人姉妹中一人だけインターの学校に通ってる子がいて、親からのプレッシャーに勝てず、授業中泣き出してしまう子・・ 



全生徒数、50人強の小さな小学校ですが、 
生まれてきた環境は様々、でもみんな同じ生徒です。 



もちろん全授業は英語で行います。 
いやーこれは新しい発見がたくさんありました。 
まず、彼らはブリティッシュカリキュラムにそって勉強するので、 
ドレミではなくCDEで教えなくてはいけません。 
今までソルフェージュはドレミで歌っていたので、私自身慣れるのに時間がかかりました。 
他にも4分音符にクロチェットという全く違う名前があることも初めて知りました。 


fluteとfruitの撥音の間違いを指摘されたり(苦笑) 
everyoneとeverybodyのニュアンスの違いがわかったり、私の英語力もほんの少しアップし、とても勉強になりました。 


笑いあり涙ありの楽しい3ヶ月でしたが、今日終業式と卒業式が執り行われました。 



彼らは幸運な事に、支援物資としてたくさんの楽器が学校にあるので、今日それを使って4曲演奏しました。 


卒業生でもある6年生の5人一人一人に、 
はじめの挨拶と曲の簡単な説明を考えてくることを最後の宿題にし、 
本番でさせると、結構みんなのびのび話していたのですが、 
実は初めてだったらしく、親も他の先生方もびっくりしていました。 
日本では小学校6年生ともなると、自分でやったんちゃうかったかな? 


肝心の曲ですが、私もスネアドラムで参加し、なんとか4曲演奏を終えることができました。 

そして、割れんばかりの拍手を頂きました。 
生徒も満遍の笑顔!!嬉しかったんでしょうねー。 



中には、またご両親の仕事の都合で、自分の国へ帰ってしまう子もいて、泣く生徒もいれば、のほほーんとしている子、ひたすら走り回っている子、 
・・・やはりそこもインターナショナルならではの濃さがでました。 


いやー、子供にもいろんなドラマがあります。 
小さいことでも子供には子供の世界があるんだなぁと改めて実感。 
そして、やっぱり子供は耳がいい!!!! 
うっすら絶対音感ついた子、数名います。 


彼らがこの先続けていって、練習いややなぁと思ったら、 
今日の拍手を思い出して、一踏ん張りしてほしいなぁと思います。 

そして、私ももっといろんな事を勉強しつづけないとと思います。