Thursday, February 25, 2010

隠れた過去

その昔Jポップというジャンルの音楽を書いていました。
基本的に、ボーカルの子に歌詞を書いてもらって、曲を作っていました。

しかし、たまに歌詞を書いていたんです。

そのノートが5年ぶりに発見されました。

気になりますねー。
どんなことを書いていたのかちょっと見てみましょう。




1.
誰にもわかってもらえないだろうから ひっそり暮らしたい


・・・相当病んでますね。


2.
この先どんな場面でも私は逃げ道を探すだろう


・・・どんなメロディー乗せようと思ってたんや。


3.
ここで生まれ、ここで育ち、夢を見つけた
あとはここから飛ぶだけだ


・・・じ、、自殺か??


4.
信号がこのまま変わらなければいいのに。


・・・カンボジアやったら、また故障か、ってなるな。


5.
私の友達を返してください。


・・・自分でも突っ込めず(爆笑)どういう歌なん???





結論
私に作詞の才能は無し!!!!!!!




で、、
なんでこんな事してるかというと、別に暇なわけではありません。
実は今とあるプロジェクトのために5年ぶりに曲を書いてるんです。

私の作曲の仕方は、文章や言葉を読んで、そこから連想して曲を書くので、
文章が必要なんです。

それで、色々探してたら自分のネタ帳が出てきたもんやからびっくりしました。
残念ながら、このネタ帳からが何も連想することはできませんでした(苦笑)


でもちゃんと曲はできました。
このプロジェクトの全容は、あと1週間ほどで公開できると思います。
ふふふ、結構すごいですよー。お楽しみに!!!!

Monday, February 22, 2010

6歳児から学ぶ恋愛術

昨日友達の送別会が某ホテルのプールサイドでありました。

20人くらいの小さなパーティーで、テーブルが3つくらいしかなく、
座るところに躊躇していた私に、友人の息子J君(6歳)が、
「あや!!」と声をかけてくれました。

彼とは、年末に彼の学校で行われたクリスマス会の伴奏を頼まれて
3回くらい会ってたのですが、ちゃんと話すのは初めて。


お肉ばっかり食べてるJ君とは対称に
サラダばっかり食べてた私をみたお父さんが、

「見てごらん、あやもサラダたくさん食べてるから、ちゃんと食べなさい」というと、


「あやのサラダが食べたい」


ドッキーン(爆笑)
かわいいー可愛すぎる!!!!!!!!!!


で、彼が突然「ピアノ習いたい」といい
彼のご両親からも前々から教えてあげてほしいといっていたので、
詳しい話をすることに。

お母さんが、家に来てくれてもいいけれど、多分集中力が持たないと思うから、
可能であれば、あやの家で教えてほしいというと、

J君は真顔ですかさず、


「あやの家に行きたい」



・・・まじで口説かれているのかと思いました。



で、最後、
「あやは泳げる?」って聞かれたので、
「泳げるよー。」というと、



「あやの泳いでるところがみたい」







恋愛にかけひきは要らないんだな、と思った瞬間でした。

Friday, February 12, 2010

音楽談義

今シェムリアップでJAZZバンドが立ち上がろうとしています。


サックス、ピアノそしてベース、ドラムのカルテット。

なんと私がピアノを弾いてます。



アフロ頭でクラシックを弾きまくってた音楽院時代から早10年、、、
あの私がJAZZですよ、アドリブしまくり。
音楽院の友達は私のピアノの下手れっぷりにあきれると思います(苦笑)

アドリブなんて楽譜が読まれへん人が好き勝手やってるだけと本気で思っていたあの頃
(JAZZ弾きの先輩、本当にごめんなさい・笑)
ここカンボジアでJAZZを弾くことになるとは自分でも想像してませんでした。



ま、そんなことはおいといて、
エレクトーン好きなら誰もが知ってるMichel Camilo巨匠、
私の大好きなピアニストですが、
久々に聴くと、やっぱすごい!!!!!その超絶技巧っぷりに思わず笑ってしまいます。



で、これ。Caribe





Youtubeにあったコメントに思わず爆笑。

「普通のテンポでいいから、もっと丁寧に弾いてほしい。」


ははは、確かに。





話は戻して、そのカルテットのメンバー、純粋にJAZZ屋はサックスの子だけ。
なので、どうなることかと思いましたが、みんな上手。ほんまに。

誰かがテーマ弾いて、
私が得意の知ったかぶりを発揮して適当にコードつけたら、
みんなが入ってくるというパターン。


気ついたら5時間くらいリハーサルしてました。
しかも休憩なし・・・若いってすばらしい(笑)




で、彼らに言われたのが、

「あやが持ってくる曲はややこしすぎる」


だって、好きなピアニストMichel Camiloですから(笑)
好きな曲たちもやっぱり込み入った曲が多いんです。




miloのときもそうですが、簡単な曲でもやたらとキメとか作ったり、
コードをややこしく変えたりする習性にあります。

だってそのほうがかっこいいやん!!って言ってるのは実は言い訳で、
シンプルなものをシンプルなまま演奏するってすっごい難しい。

あと1コードでずっとアドリブするのはほんまに大変。
そんなに引き出し多くありません!!!!!!


miloのメンバーはシンプルに弾くの上手やし、
カルテットの子らは1コードのままバシバシ変化つけてくるし。


そんなこんなで、学生のころ並みに練習してます・・・。
でも昔みたいに早弾きや鍵盤たたきつけたり(笑)とかの練習じゃないから、
湿布とお友達!みたいなことにはなりませんが、
どうもねー、、、肩がこります(苦笑)



いい意味で力ぬいて弾けるようになりたいなぁ。。。

Wednesday, February 10, 2010

カンボジアジャーナル

カンボジアジャーナルという季刊誌に載せていただきました。 第3号の一番初めです。
ぜひ御覧くださいませ。  
http://www.angkor-ruins.com/cambodiajournal/cambodiajournal.htm

Sunday, February 07, 2010

緊張・・・

朝の弱い私が今日は一段と早く目が覚めました。

というのも今日私の可愛い生徒の初舞台。
この日のために厳しい練習にも耐えたカンボジア人の男の子二人。
教えて3ヶ月で、こんなに上達すると思いませんでした。

なぜなら、一番初めの授業は手拍子をそろえることから始め
歌わせれば、音の高低をまったく無視した、すばらしい音痴!!


まさに底辺の底辺のレベル(苦笑)


仕方ありません、カンボジアの学校では音楽を習わないし、
普段から音楽に慣れ親しむことを知らないからです。


それが、たった3ヶ月で、手拍子はもちろん、歌もものすごい上手になりました。

しかも楽譜の読み書きもできるし、
好きな音楽はJAZZですと言い切るほど音楽に興味を持ってくれるようになりました。




ちなみにピアニカで演奏するのですが、
エルビスプレスリーの「ラブミーテンダー」と
カンボジアの曲「アラピヤ」の2曲、
ラブミーテンダーはハモリのパートを追加し、
これが彼らに相当プレッシャーを与えたらしく、
リハーサル中も私の顔をチラチラ見ながら不安そうに吹いているので
「ほらー自信持てー!!!」と言いながらの授業でした(笑)



本番前の最後の授業で、前の授業の生徒さんたちに聴いてもらったところ、
私がわかるくらい指が震えてる・・・(苦笑)
本番、大丈夫かな?


でも最後の最後に、

「本当によくがんばったね、本番は間違えたっていいから、いっぱい楽しんでね。」

というとウルウルしてる男子二人を前に、私がホロリとなってしまいました。



ま、その後、

「打ち上げの会場ちゃんと決めときや」

と念を押したのは言うまでもありませんが(笑)





さてさて。
そんな中引越ししました。



安心してください、まだ犬は飼ってません。